ネットワークとは
ここからは、ネットワークについて書いていきます。 まず初めに、ネットワークを作り上げる技術について簡単に説明していきます。 一通り解説し終わったらインターネットについても少し触れようと思います。
ネットワークとインターネット
ネットワークとは、複数のコンピュータなどを接続し、データをやり取りできるようにする仕組みのことです。 そしてインターネットは、世界中の機器を繋ぐ巨大なネットワークです。 普段使っているアレ (The Internet) ですね。 実はインターネットとい う言葉は「ネットワークのネットワーク」という意味なのですが、この話についてはまた後でします。
ネットワークの発端は、1970年前後にアメリカで開発されたARPANETというものです。 最初は(国防を意識した)大学のコンピュータ同士を繋いだものでした。 それが多くの人に使われるようになり、時代に合わせて進化し、現在のインターネットができあがりました。
今日、インターネットは様々な場所で使われています。 webやSNSはもちろん、キャッシュレス決済などもインターネットによって成り立っています。 YouTubeを見れるのも、友達とLINEできるのも、自販機でPayPayが使えるのも、このサイトが今見れているのも、全てインターネットのおかげです。 現代社会のほとんどがインターネットによって支えられていると言っても過言ではないでしょう。
ネットワークの性質
ネットワークが現代の社会に欠かせないものであることは分かりました。 では、どのような性質を持っている必要があるでしょうか。
当然、ネットワークに繋がったコンピュータ同士が意図どおりの相手と通信できることは必要です。 しかし、それだけでは不十分です。 送ったデータの一部が欠けておらず、正しく相手に届いていることも重要です。 ネットワークの一部が故障してしまっても、他の部分は通信できるままであることも、全世界で通信ができるためには必要な要素です。 最近はパスワー ドやクレジットカード情報なども送信したりするため、通信内容が他の人には見えないことも大事になってきました。
今まで多くの人々が、ネットワークがこのような性質をちゃんと持つように様々な技術を開発してきました。 その技術は先ほど見たように、現代の社会を支えるインフラとして欠かせないものとなりました。 先人たちによって作り上げられたネットワーク技術がどんなものなのか、ここから先で紹介していこうと思います。